イリオモテヤマネコの……ウンコ


日曜日の話。
野生生物保護センター主催の『ヤマネコ探偵団』に、参加してきました。ココカリも一緒。
探偵の任務はヤマネコのウンコ探し。や、もちろんヤマネコを探して、会えたら言うことないねんけど、彼ら夜行性なもんで、昼間は、まーほとんど見かけんらしい。そんな訳で、せめてもの痕跡探し。田んぼ道を歩いて探すわけです。前日から「明日はヤマネコの調査だ!君たちは調査員だ!しっかりやれるかな!?」とあおっていたのが効いたか、足下悪い道でもぐずることなくガシガシ歩く我が調査員たち。いいぞ!歩けば歩くほどみつかるウンコ!何事にも積極的なカリン調査員は、貴重なヤマネコウンコを手づかみしようとして、センター職員に取り押さえられる。『ウンコの匂いをみんなで嗅ごう!』体験の時も「食べないでね」と忠告されるカリン調査員。確かに、はしでつまんで鼻先に持ってこられた時、パクっといってまうんちゃうかと母は内心ドキドキした。(大丈夫だった。)
暑くもなく、寒くもなく、心地よかった田んぼ道。色んなウンコがありました。ほやほやウンコ、カチカチウンコ、真っ白ウンコ、化石ウンコ……中でもほやほやウンコを目の当たりにした時には、「ここにヤマネコがおったんか~。ほほ~。」と、その存在がリアルに感じられ、本体を見たわけでもないのに見た気分。ジ~ンとした。ウンコ見てジ~ンとしたのは長女が初めてトイレで用を足した時以来です。あの時も写真撮るかどうか迷った。感動したから撮ろうとして、カメラを構えたとこでハッとしてやめた。人糞はいかん。
センターに帰ってウンコを分解し、内容物を調べる。徹底的です。顕微鏡で見たりも。
班ごとに調べたことをまとめたり、発表したりするのが久しぶりで懐かしい気持ちに。楽しかった。ココハ調査員は虫メガネが気に入ったようで、手に持っては目に近づけたり離したり、の古典的探偵ポーズ。子供たちも楽しめたように思う。こういうの、また参加したいな。(※ウンコ以外のカリキュラムもありました…。)
by namisou
| 2009-02-25 00:39
| 行事
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